南相馬市ボランティア活動センター

福島復興視察ツアー・1日目

震災翌年から始まった福島復興支援バスツアーも6回目を迎えました。
前回までは、観光支援ということで観光がメインの旅行でしたが今回は趣を変え、
震災後7年たった福島沿岸部や東電の視察とボランティア活動をするスタディツアーになっています。

まだ暗い時間の出発でしたがとても良いお天気に恵まれました。

南相馬市ボランティア活動センターへ

 

北に向かうバスから紅葉が美しい福島の秋

7時間かけて目的地南相馬ボランティア活動センターにつきました。

ここは民間のボランティア団体で、センター長は神奈川県の方でした。
東日本大震災から7年が経ちボランティア作業があるのか?不安でしたが、
訪れた南相馬市の小高地区は、昨年の4月に帰還困難区域が解除になった場所なので
まだ帰還準備中のお宅も多いとのことでした。

 

桃内駅のすぐ横にあるそのお屋敷は震災前味噌の製造販売をしている旧家で
敷地内にあった味噌蔵は震災で壊れてしまったそうです。

 

門構えも立派な倉もあるお屋敷ですが
今は主のいない荒れた佇まい・・・

 

 

 

 

今回は文化財指定を受けたこのお宅の広い敷地を、参加者全員で草取りや枝払いをしました。
みなさん普段から畑仕事庭仕事に慣れている面々なので、草刈機や道具たちを使いこなし
短時間で見違えるような庭に変わりました。

長いバスの旅でお疲れなはずなのに、ボランティアセンターについたとたん、
皆さんが活発に動き出したのがとても印象的でした。
福島に思いを寄せて毎年このツアーに参加している方々に改めて感謝。